2014年6月6日金曜日

Webメールの特徴と代表的なWebメール・サービス紹介

メールは必要不可欠な時代です。これまでは、メールソフトが中心でしたが、最近は、ブラウザで使う、Gmailなどの無料の「Webメール」を多くの人が使うようになりました。今回は、この”Webメール”の特徴 使用時の注意事項、そして、代表的な”Webメール・サービス”について紹介します。

なお、Webメールは無料で使え便利ですが、メール内容はインターネットのサーバに残るので、クレジットカード番号などの重要な個人情報のメールのやり取りは避けるなど、注意することもあります。



メールソフトWebメールの違いを図にまとましたので参考にしてください。




Webメールの代表格は、Gmail(Google提供)、Outlook.com(Microsoft提供)、Yahoo!メール(Yahoo提供)です。この3つ共に、人気があり安心して使え、パソコン以外にスマホでも使えて便利です。



Gmailはメールの表示が速く検索も優れていますが、操作に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。なお、メール送受信が早いので個人的には一番のお勧めです。

Outlook.comは、Windows8/8.1で簡単に使え、エイリアス(別名)として、いくつかのメールアドレスを追加できるので便利です。また、Yahoo!メールは、操作が分かりやすく、パソコン初心者には良いですね。



■ ”Webメール”の特徴


これまでは、メールを利用する際、プロバイダからメールアドレスをもらい、専用のメールソフトでメールを使っていました。

しかし、Webメールは、ユーザ登録すれば無料で使え、専用ソフトは不要で、ブラウザを使って、メールの送受信を実行します。

”Webメール”、次々と機能アップがされ、無料で使えるメール容量も数GBと大きく、迷惑メール対策も備え、スマホ・携帯からでも利用できるなど、使い勝手も大幅に改善されています。


(1) ユーザ登録するだけで、”無料”で利用することができる

(2) 専用のメールソフトが不要

(2) ブラウザから、特定の(Webメール)ホームページにログインして使う

(3) メールデータは、パソコンの中ではなく、インターネットの中に保存される

(4) 迷惑メールは自動判断して排除する

(5) パソコンに加え、スマホ・携帯電話からでも使える




■ ”Webメール”使用時の注意事項


Webメールも万能ではありません、注意すべき点もあります。”Webメール”を使う場合に、私が注意している事項を以下に紹介します。

(1) 出来るだけ多くの人が利用し評判の良い大手提供のサービスを使用する。

(2) メールはインターネットに残るので、クレジットカード番号などの重要な個人情報のメールのやり取りは避ける。

(3) 極力、迷惑メールの対象にならないよう、メールアドレスは、”10文字以上で英字・数字が混在したもの”にする方がよい。

(4) 数カ月連続して利用しないと、メールデータ、アドレス帳が削除されます、必ず有効期限を確認しましょう。

(5) トラブルで”Webメール”のデータが見れなくなる場合があるので、大事なメールデータは、別な手段で、自分のパソコンに保存しておく。

(6) 迷惑メールは自動的に判別してくれるますが、時々、間違って迷惑メールと判断される場合があり、定期的に迷惑メールを入れるフォルダーを確認する。

(7) 利用できないトラブルが発生し利用できない場合を予想し、複数の”Webメール”サービスを利用しましょう。

(8) インターネットカフェ等の共用のパソコンでは利用しない、ブラウザの履歴から他人に使われる可能性がある。



■ 代表的な”Webメール”


以下は、お勧めの無料のWebメールサービスです。いずれも大手の企業の提供で、継続的に機能アップが実施されており、安心して利用できます。

なお、Webメールを使うには、該当のホームページで登録し、アカウント(ユーザID)を入手し利用します(無料)。


(1) Gmail  :検索エンジンGoogleの無料Webメール

  機能は

   http://www.google.com/intl/ja/mail/help/about.html

  使い始めるには

   http://mail.google.com/   *「アカウント作成」をクリック


(2) Outlook.com (旧)Windows Live Hotmail :Microsiftの無料Webメール
  
  機能は

   http://feature.jp.msn.com/outlook/top/

  使い始めるには

   http://outlook.com     *「新規登録」をクリック


(3) Yahoo!メール :検索エンジンYahoo!の無料Webメール

  機能は

   http://promo.mail.yahoo.co.jp/

  使い始めるには

   https://account.edit.yahoo.co.jp/registration


上記サービスのメール容量(2014年6時点で)は以下のように大きく、長期間、不自由なく利用することができます。


 ・Gmail・・・・・・15GB(Gmail、Google ドライブ、Google+ フォトの合計)
 
 ・Outlook.com・・・無制限
 
 ・Yahoo!メール・・メールボックス開設時、上限が2GB、利用状況に応じて最大10GBまで増量
 


■ エイリアス(別名)を使おう!

Webメールにある機能で、便利なのが「メールエイリアス」、エイリアスは別名を意味し、ひとつのアカウントで、複数のメールアドレスを持つことができます。

知っている人とのメールは通常のメールアドレスで、インターネット・サービスなどで一時的に使う場合はエイリアス(別名)を使うなど便利な使い方ができます。メールエイリアス(別名)を使って、不審な迷惑メールが来るようになったら、それを削除したら良いですね。


■Gmailの場合

Gmailで取得したメールアドレスが username@gmail.com だった場合、username の後に「+」を付けた上で任意の文字列を追加して使用することができます(例、username+abc@gmail.com)。


■outlook.comの場合

エイリアスは1年間で5個まで、最大では15個まで追加できます。エイリアスの「@」より左側の名称には、Microsoftアカウントのメール・アドレスとは関係のない文字列を指定でき、全く別なメールアドレスを使用できるので、Gmailよりは便利です。


■Yahoo!メールの場合

セキュリティ向上・迷惑メール抑制のためにセーフティアドレスという機能があります。本来のメールアドレスとは無関係な文字列(ここでは○○○とする)を設定すると、それを元にした最大10個のアドレス(○○○-△△△@yahoo.co.jp、○○○-×××@yahoo.co.jp、…)をエイリアスとして取得できます。


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