2014年6月17日火曜日

画像で使われるjpg・gif・png・bmpとは? 画像データの形式(種類)

インターネットでブログやSNSで画像を使う場合、“画像データはjpgで”というようなことを良く聞きます。

この「jpg」というのは、デジカメなどの静止画像のデータ形式のことです。jpg以外には、gif・png・bmpなどがありますが、デジカメ、インターネットで使われるのはjpgが多いですね。

なお、画像は、画像データをコンピュータにそのまま記録するとデータ容量が大きくなるため、画像情報を間引きして(圧縮して)記録しています。


jpgの場合の圧縮では、「明るさの変化に比べ、色調の変化には比較的鈍感」という人間の目の性質を利用して、 色調変化の部分のデータを捨てることでファイル容量を小さくしています。

画像データを記録する場合、デジカメなどの

   画像データを「abcdef.jpg」とすると、
   “abcdef”が画像データの名前、
   “jpg”が画像データの形式


を表します。

(注)一般的にデータ名が「xxxxxx.yyy」の場合、“xxxxxx”はデータ名、“yyy”は拡張子と呼ばれます。拡張子はデータの種類を表します。

なお、静止画像のデータ形式には、jpg・gif・png・bmp がありますが、ホームページ・ブログ・SNSに掲載できるのは、jpg・gif・pngのデータだけです(jpgのみ掲載可能な場合もあります)。


■jpg(ジェイペグ)

画像情報の一部を簡略化することで、データサイズを小さくすることができる画像保存形式です。jpgは24ビット(1670万色)まで扱うことができ、写真や自然画などのデータの保存に適しています。

jpgはデータ量を大幅に圧縮できるので、デジタルカメラでも用いられ、インターネットの画像利用でも使われるデータ形式です。また、メールなどに添付する場合にも用いられます。

なお、jpgは任意の圧縮率でファイルを保存できます。圧縮率を高めるとファイルサイズを小さくすることができますが、画質が低下します。どの程度の画質で保存するかの設定は画像編集ソフトによって呼び方が異なっています。

(注)メールなどに添付する場合に、jpgのデータサイズを小さくする方法として、以下がありますが、私の経験では、(1)の縦横サイズを小さくしてサイズを小さくしています。

  (1) 縦横サイズを小さくする
  (2) 画質を落とす


■gif(ジフ)

256色までの画像しか保存できませんが、サイズが小さく、ホームページのイラストやアイコンなどでよく使われています。またいくつもの画像を組み合わせた『アニメーションgif』という形式もあります。


■png(ピング)

gif形式にかわる形式で開発されました。WWWに関する標準化団体W3Cはこのpng形式の使用を推奨しています。gifの上限256色とは違い、24bitフルカラーでも表現できる為、画質の劣化を好まない場合に使います。


■bmp(ビットマップ)

Windows標準の画像保存形式ですが、通常、あまる使われないデータ形式です。画像データをそのままの形で保存するため、画質の劣化は発生しませんが、画像データサイズが、かなり大きくなります。そのため、インターネットでの活用、メール添付などの用途には適していません。


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