これまでのWindowsとは違い、Windows 8はマイクロソフト製の「Windows Defender」というウイルス対策ソフトを標準搭載します。このソフトで、ウイルス、スパイウェア、およびその他のマルウェアからコンピューターを保護します(初期設定で有効になっています)。
Windows8/8.1になって、ウイルス対策ソフトが標準搭載されていることは、良いことだと思います。
しかし・・・私は、これまで使っていた、機能が豊富な市販のセキュリティ対策ソフトをインストールしました。
Windows8/8.1の「Windows Defender」は「Microsoft Security Essentials」の機能を統合
ウイルス、スパイウェア、およびその他のマルウェア対策が可能
Windows8/8.1のマイクロソフト製ウイルス対策ソフト
・Windows Defender搭載
Microsoft Security Essentialsの機能を統合
ウイルス、スパイウェア その他のマルウェア対策
WindowsVista/7のマイクロソフト製ウイルス対策ソフト
・Windows Defender搭載
スパイウェアの対策
・Microsoft Security Essentials(ダウンロード)
ウイルス、スパイウェア その他のマルウェア対策
なお、WindowsのOSを解説した初心者向けの市販の本に、ウイルス対策のについての説明が少ないのは残念ですね。インターネットに慣れている人ほど、ウイルスなどに関する知識はあるので、初心者向けほどインターネットの安全・安心利用に関する内容を説明すべきだと思います。
■市販の有料ウイルス対策ソフトはWindows標準搭載のソフトに比べセキュリティ機能が充実
大きな違いの一つは、持っている機能ですね。Windows Defenderがウイルス・スパイウェア対策専用であるのに対して、有料ソフトは、それ以外の、迷惑メール対策、危険Webサイトのブロック機能、個人情報保護などのセキュリティ機能も備えています。
■新種ウイルスへの対応も、市販有料ソフトの方が早い。
Windows Defenderも、市販のウイルス対策ソフトのように、パソコンのウイルス定義ファイルを更新し、新種のウイルスに対応します。そのため、定義ファイルが更新されるまでは、新種のウイルスを検出できません。なお、有料ソフトの一部には、インターネットに問い合わせ、最新定義ファイルで、ウイルスかどうかを判断する機能がありので、パソコンの定義ファイルが更新されるより早く、新種のウイルスを検出できます。
■Windows8/8.1とWindowsVista/7で「Windows Defender」の機能が違う
なお、「Windows Defender」は、Windows Vistaや7にも搭載されていましたが、Windows8/8.1のDefenderとは機能が異なります。
Windows Vistaや7の「Windows Defender」が対象とするのは、スパイウエア関係に限られており、ウイルス対策ソフトとしては、無料でダウンロードできる「Microsoft Security Essentials」がありました。
Windows8/8.1の「Windows Defender」は「Microsoft Security Essentials」の機能を統合し、ウイルス、スパイウェア その他のマルウェア対策を実行します。詳しくは、以下のサイトを参照下さい。
Windows 8のウイルス対策 | 日経BPオールジャンルまとめ読みサイト
http://www.nikkeibp.co.jp/article/tk/20131009/368406/
≪参考≫Windows 8.1/Windows 7のセキュリティに関するマイクロソフトの記事
以下に、参考になるマイクロソフトの記事を紹介します。『 』はそれぞれのサイトからの引用箇所です。
■Windows 8 セキュリティ機能
http://www.microsoft.com/ja-jp/security/pc-security/windows8.aspx
『Windows 8 では、Windows Defender が Microsoft Security Essentials に代わり、ウイルス、スパイウェア、およびその他のマルウェアからコンピューターを保護することができます。 Windows Defender はバックグラウンドで動作し、特定のアクションが必要なときにユーザーに通知します。 』
■Windows 8.1 ウイルスを検出して削除する方法 - Microsoft Windows ヘルプ
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/how-find-remove-virus
『PC がウイルスに感染しているかどうかを簡単に確認する方法として、Windows Defender を使用します。このマルウェア対策は、Windows に付属しており、ウイルス、スパイウェア、およびその他の悪意のあるソフトウェアを検出して削除するのに役立ちます。 』
■Windows 7 セキュリティ機能
http://www.microsoft.com/ja-jp/security/pc-security/windows7.aspx
『Microsoft Security Essentials は、無料でダウンロードできる Windows 7 用のプログラムです。ウイルス、スパイウェア、ワーム、トロイの木馬 など、マルウェアからコンピューターを保護します。
Windows 7 にはまた、 Windows Defender が装備されています。これは、スパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアに起因する、ポップアップ広告、性能の低下、セキュリティの脅威からコンピューターを守るために役立つソフトウェアです。』
■Microsoft Security Essentials
http://www.microsoft.com/ja-jp/security/pc-security/mse.aspx
『Microsoft Security Essentials は、コンピューター用の新しい無料のコンシューマー向けマルウェア対策ソリューションです。これにより、ウイルス、スパイウェア、およびその他の悪意のあるソフトウェアからコンピューターを保護できます。Windows XP SP2 以降、Windows Vista、Windows 7 に対応するバージョンを無料でダウンロードして利用できます。』
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